ＮＨＫ、34年ぶり赤字決算

NHKが発表した2023年度決算（単体）によれば、収入から支出を差し引いた事業収支差金が136億円の赤字となり、この赤字決算は1989年度以来34年ぶりとなるのだそうで、23年10月に受信料を1割引き下げ、収入の大半を占める受信料収入が大幅に減少したことが響いたようです。

売上高に当たる事業収入は前年度比6.2％減の6531億円で、このうち、事業収入の大半を占める受信料収入が5.9％減の6328億円で、5年連続の減少となり、受信料収入の減少額396億円は過去最大で、支出は0.5％減で、減収分をカバーできませんでした。